





Mura MasaやHeaven by Marc Jacobs、Brain Deadなどへのグラフィック提供で知られるポルトガル リスボン出身のアーティスト Ema Gasparが展示 "Hidden Place"で発表した作品やラフ画を収録した図録的zine。
彼女は強烈で不穏な感情からインスピレーションを得ることで、色鉛筆とグラファイトを使ったドローイングの中に様々な物語を作り出しています。作品を通して内なる世界を表現することは、彼女にとって辛い瞬間や個人的なトラウマを乗り越えるために必要不可欠な行為でもあるのです。
Emaの作品世界には、道端や家の中で見つけた魅力的な形や装飾品から着想を得て誕生した、個性豊かなキャラクターたちが描かれています。ただそれらのキャラクターは、彼女が受けた強い衝撃が直接的に投影されているわけではなく、別角度から見る為に生み出されたもので、それほど恐ろしいものではありません。色鮮やかで、むしろ優しく穏やかに見えます。
過去の経験から自己の内面を探求することで、作品の中に「記憶の雰囲気」をポジティヴに作り出そうとしているのです。
28ページ / 18.2 × 25.7cm / 限定200部
Ema Gaspar | エマ・ギャスパー
ポルトガル リスボン出身のビジュアル アーティスト。2023年9月から東京在住。強烈で不穏な感情からインスピレーションを得ることで、色鉛筆とグラファイトを使ったドローイングの中に様々な物語を作り出している。彼女の作品は東京、上海、北京、台中、リスボンなど世界各地の展覧会やアートフェアで展示されている。
Bimba Y Lola, Mura Masa, Heaven by Marc Jacobs, The New York Times, Sony, Universal Music, Popeye Magazine, Brain Dead, Office Kiko, Kelsey Kreppel, Gracie Abrams, PC Music, Gimaguas など、様々なクライアントにビジュアルを提供している。
www.instagram.com/ema_b_g